<CSRの考え方>
昨今、「企業のモラル」という問題をめぐりさまざまな事件が起きています。「企業の存在意義とは何であるのか。」という問題については、学説にも法人犠牲説と法人実在説という対照的立場があるように、解釈は繊細で非常に難しいと言えます。しかし、「利益の追求のみを企業の最終目的としてよいのか。」という視点から企業の存在意義を考えるならば、後者の法人実在説という立場に立ち、企業と社会の関係について、今一度考える機会を企業人ひとりひとりが持つべきではないかと考えます。企業が、その内外の社会関係において、果たすべき役割と責任の重要性を認識し、目的事業を遂行していくことにこそ「企業のモラル(企業倫理)はあるのではないでしょうか。以上の点を踏まえ、私たち、財団法人 福井県予防医学協会は、公益法人として社会に果たすべき役割と責任を認識し、日々、予防医学事業を展開しております。
当協会は、そのような公益法人としての社会的役割と責務の重要性を真摯に受け止め、開設時以来、予防医学事業を通じた社会の公益増進に寄与してきました。また、疾病の予防のみに止まらず、「大切なのは心とからだのバランス」をスローガンに、心身両面の健康保持増進の実現に向け、事業を展開しております。今後も、当協会本来の目的事業の継続維持・推進向上を図り、さらなる公益拡大と社会的付加価値の追求に努めていく所存であります。これまで培ってきた予防医学事業を通して社旗に貢献することが、当協会のCSR(Corporate
Social Responsibility:企業の社会的責任)であると位置づけ、下記にCSRの理念、基本方針及び推進体制を定めます。私たちは、それを誠実に遵守し、果たすべき社会的責任の遂行と、さらなる社会からの信頼の構築に努めていきたいと考えています。
<CSRの理念>
私たち、財団法人 福井県予防医学協会は、「大切なのは心とからだのバランス」をスローガンに、「社会の人々の健康保持増進と、より付加価値の高い予防医学体系の構築」を経営理念としています。その経営に基づき、産業保健、地域保健、学校保健を大きな3つの柱とし、日々の事業を展開しております。予防医学という科学的立場から、社会の人々がいつまでも健康で安心して生活を営むことができるよう、お客様の目線に立って、微力ではございますが、お手伝いさせていただいております。
私たちは、これまで当協会の予防医学事業の根幹とし、目的としてきた「社会の人々の健康保持増進と、より付加価値の高い予防医学体系の構築」という経営理念を、当協会のCSRの理念とし、今後も果たすべき社会的責任の遂行に努める所存です。お客様ひとりひとりが主体となって健康の大切さを認識していただくことが、私たち、財団法人 福井県予防医学協会の社会的存在意義であると認識し、今後も、予防医学事業を展開していきたいと考えております。
<CSRの基本方針>
1.現状に満足することなく、変遷する健診の社会的需要に応えることができるよう、健診サービスの品質向上、
精度管理に努める。
2.お客様ひとりひとりが主体となって健康の大切さを自覚していただくことが、我々の社会的存在意義であるという
ことを認識し、お客様にとってより付加価値の高い予防医学体系の構築に尽力し、顧客満足度の向上に努める。
3.個人情報の保護対策、リスクマネジメントの実施により、情報の「機密性」「完全性」「可用性」※1に留意した
セキュリティの向上と、受診者のプライバシー保護の徹底を図る。
4.事業運営に当っては、法令及び全衛連業務実践綱領を遵守し、公益性を重視した公正かつ合理的なものとする。
5.職員の福祉の充実を図るとともに、個人の能力を最大限に発揮できるよう、時代に即した人材育成に努める。
6.廃棄物処理を適正に行い、地球環境の保全に努める。
※1機密性・・・アクセスを認可された者だけが、情報にアクセスできることの確実性
完全性・・・情報及び処理方法の正確性と完全性の保護
可用性・・・認可された利用者の情報及び関連する資産へのアクセスの確実性
<CSRの推進体制>
役員をはじめ、課長会、各種委員会(新規事業対策委員会、顧客対応・リスク管理委員会、コスト削減委員会、
労働安全衛生委員会、システム委員会)を中心に、CSRの推進に努める。また、掲示板への掲示や各課課長を
通した、全職員への周知徹底を図る。
平成24年4月17日
財団法人 福井県予防医学協会
理事長 下田 正昭
発行日 平成18年9月11日
改定日 平成23年3月28日
改定日 平成24年3月7日
改定日 平成24年4月17日
CSRの理念・基本方針・推進体制